あげたなさげたな
2011年 09月 12日
中秋の名月といえば、「あげたなさげたな」。小国の風習です。
家々のお月さまへのお供えものを、子どもが取ってまわる…その時のかけ声が「あげたなさげたな」。その掛け声がそのまま、この風習をさす名前です。
うちから半径徒歩10分くらいのエリアを、歩いてまわります。主に小さい子どもがいるお宅の玄関や軒下にお供えものセットが置いてあります。すすき、ろうそくなどの灯り、お供えもののおだんごやおにぎり、そして、子どもたちの目当てのお菓子!
小さな袋菓子だったり、駄菓子屋風のお菓子いろいろだったり。いずれにしても、ひとり一つ。うちは、ビニール袋に詰め合わせました。4種類の大きな袋入りを買って、バラして。せんべい、チョコレート、あめ、ボーロ菓子。40人分用意してたけど、最後には足りなくなってました〜。途中のお宅は60人分用意したけど、チビタロウとチビノでおしまいになったとのこと。
2枚めの写真、チビタロウ、チビノも大きな袋を下げて張り切って出発!はじめはまだ明るい夕方でしたが、途中から懐中電灯で道を照らしながら歩きました。
「あげたなさげたな」の掛け声も、だんだん大きく出せるようになって、最後はお菓子も袋いっぱい。「おもい、おもい」と言いながら帰宅しました。
by jijibinsugi
| 2011-09-12 22:41